HM選び・打合せ等

一条工務店を選んだ理由

こんにちは!

前回はわが家の家づくりの初動、ハウスメーカーめぐりについて書きました。

とりあえず展示場に行ってみよう!は危険!?|ハウスメーカー探しで失敗しないために大切なことこんにちは! 今回はハウスメーカー探しで失敗しないためにはどうすればいいか、についてです! 今回の記事 そろそろ家づく...

今回はハウスメーカーの中でも一条工務店を選んだ理由について書きたいと思います!

この記事はこんな人におすすめ!
ハウスメーカー選びの最中で、一条工務店が候補に入っている
一条工務店って名前だけ知ってるけどどんな特徴の家?

“家の性能”という概念

一条工務店については本当に名前だけ聞いたことがあるというレベルで、他のハウスメーカーのときと同様にふらっと展示場に入って見学させてもらいました。

今では一条の家の虜ですが、当時は本当に何も知りませんでした、、、

展示場で社員の方(現在のわが家の営業担当)から一通りの説明を受け夫婦共に衝撃を受けました。まさに「家は性能。」というキャッチコピーの通りで、特に気密断熱に関しては目が点になりました。

私の実家は築約60年で、断熱材なんて当然入っていません。
冬場はかなり寒く、特に就寝前の歯磨き時は裸足では床の上に立っていられませんでした。
しかし、それに対して住みにくいとか、不快だと思ったことはありません。なぜならその家で育ち、それが普通だと思っていたからです。

つまり、家に対してそもそも性能という概念があるということを知りませんでした。
気密断熱が優れている家を建てれば、冬に暖かく、夏に涼しい夢のような生活を手に入れられるのでは?

一条の展示場に行って以来、ハウスメーカー探しをするうえで家の性能というのが1つの物差しになりました。

一条工務店を選んだポイント

前置きが長くなりましたが、一条工務店を選ぶ決め手になったポイント3つを紹介していきます!

やっぱり性能が高かった

展示場見学以降、インターネットで各ハウスメーカーの性能を比較しました。
参考にした指標は以下の3つです。

Q値(熱損失係数):値が低いほど家の断熱性能が良い
Ua値(外皮平均熱貫流率):値が低いほど家の断熱性能が良い
C値(相当すき間面積):値が低いほど家の気密性能が良い(隙間が少ない)

これらの値についてはインターネットで調べると多くの方がブログ等で解説されているので、本記事では詳細は省きます。
そして、大手ハウスメーカーの中では一条工務店の各値はダントツでした。

各ハウスメーカーの具体的な値についても調べれば出てきますが、情報が古かったり、またはメーカーの断熱材や窓性能情報からの推測値であったりすることもあるので、この機会に自分が訪れたハウスメーカーについて改めて調べてみました。

  Q値(W/㎡・K) C値(㎠/㎡) Ua値(W/㎡・K) 製品名 または構法
一条工務店 0.51 0.59 0.25 i-seriesⅡ
積水ハウス 非公表 非公表 非公表 シャーウッド
住友林業 非公表 非公表 0.46 MB構法
ミサワホーム 非公表 非公表 0.55 MJ Wood
ダイワハウス 2.22 非公表 非公表 木造
トヨタホーム 1.86 非公表 0.7
セキスイハイム 非公表 非公表 非公表


※2020年6月時点での各社ホームページにある情報を記載(数値情報の無い場合は”非表示”)

驚くことに、数値情報の無いハウスメーカーが非常に多いです。
数値情報を載せていないということは、単純に考えて2つの理由が考えられます。

①気密断熱に関する情報を重要視していない
②気密断熱に関する数値情報を載せることで不都合が生じる

ですが、前者である可能性は低いと思われます。なぜなら表に載せたハウスメーカーは全てホームページ上では気密断熱についてを高性能をアピールしているからです。

高性能をアピールしておきながら、肝心の数値を載せないとはこれいかに、、、

最近は住宅購入時のポイントとして「性能」を重要視する人が増えてきていると聞きます。そういった状況の中で具体的な数値を載せてしまうと、一条工務店に性能で負けていると宣言するようなものなので記載していないのでは?と推測します。

また、ハウスメーカーの気密断熱性のページを見ていると「省エネルギー基準クリア」、「断熱等性能等級 最高等級4」という記載をよく見ますが、これはUa値0.87以下(Q値2.7以下相当)の非常に緩い値なので注意してください!

さらに気密性の指標であるC値については省エネルギー基準に明記すらされていません。

一条工務店で家を建てる場合は全棟C値の測定をしてくれますが、他のハウスメーカーで気密性や断熱性にこだわる場合はこれら指標の具体的な値を出してもらうのも良いかもしれません。

湿度コントロールに力を入れている

家に性能という概念があることすら知らなかった私ですが、湿度コントロールの重要性だけは理解していました。

なぜかというと実は2年間海外赴任をした経験があり、その赴任地は気温は高いのですが、年中湿度が低く乾燥している地域でした。気温は30度を超える日もよくあったのですが、驚くことに全く不快ではないのです!

湿度が低いだけで本当に全然違います

そしてこの記事を書いている2020年6月は実に3年ぶりの日本の梅雨になるのですが、ビックリするくらい不快ですね。なんというか、朝通勤のために歩いていても空気がまとわりついてくるような感覚があります。

そんな私に響いたのが一条工務店のさらぽか空調でした。

出典:一条工務店

さらぽか空調には3つの設備的な特徴があります。

全館デシカント換気システム
床冷房
天井埋め込みサーキュレータ

この中で最も重要なのはデシカント換気システムで、家中の空気の除湿に特化したシステムです。
残る2つの床冷房とサーキュレーターはおまけ的な要素ではないかと勝手に思っています。
床冷房で冷えた空気は床に留まるので家の中に均一には広がりません。そこでサーキュレーターを使うことである程度空気をかき回す、ということだと思われます。
つまり、床暖房に比べると随分効率の悪いシステムとなっており、これがおまけだと考えた理由です。

とはいえ、家中の除湿を24時間自動で行えるというだけで室内の快適性が格段に向上するのは間違いない、と自身の経験から考えました。

室内の気温を下げるだけなら通常のエアコンでももちろん十分ですが、除湿に対しては梅雨の季節等は部屋が冷えすぎてしまうという欠点があります。
さらぽか空調なら室温に影響を与えることなく、除湿を行うことができるのです。

家の中の快適性にこだわる方は、家の中をどう除湿するかについても考えてみてください!

そして、冬は全館床暖房、夏は全館除湿ができる一条工務店は最強なのでは!と考えるようになりました。

家のランニングコストを安くできる

一条工務店で家を建てることで大きくランニングコストを抑えられると考えた要素が2つあります。

①光熱費
既に書いたように、まず家の気密断熱性能が高いので冷暖房費は大幅に抑えることができるはずです。

それに加えて一条工務店の家は屋根一体型の太陽光パネルを採用することが可能です。

出典:一条工務店

特徴はなんといっても屋根と一体になっているので、大容量の太陽光パネルを搭載することが可能な点です。屋根全面に採用すれば10kw以上載せることも可能となっています(日本の住宅搭載平均量は約5kw)。

さらに一条工務店の太陽光パネルは自社工場で生産しているため価格が安く、今は蓄電池をセットで購入することも可能となっています。
わが家は他のハウスメーカーでも太陽光パネルの見積もりを取ってみましたが、価格は高く、そもそも屋根一体型にはできないので大容量搭載自体ができませんでした。

もちろんわが家も太陽光パネル+蓄電池を採用予定ですが、メリットに感じたのは以下の点です。

日中の電気代を賄いつつ、売電収入を得ることができる
10年後に売電の固定価格買取期間が終了後は蓄電池と組み合わせることで電気代を大幅に低減することができる
将来的に電気自動車を購入するのはほぼ間違いなく、太陽光+蓄電池で車の燃料を補うことができる

ちなみに売電価格がどんどん下がっているのに太陽光の売電ってメリットあるの?という疑問を持たれている方も多いと思いますが、
メリットはあります!

長くなってしまうので詳しくは書きませんが簡単に言うと、
売電価格は太陽光パネルの搭載費用を回収できるように設定されています。
つまり、売電価格が下がっているということは太陽光パネル自体のコストも同様に下がっていることを意味しています。

実際にわが家がどれだけの太陽光パネルを載せて、いくらかかったのかは着手承諾後にこのブログで紹介したいと思います

②ハイドロテクトタイル
一般的に家の外壁にタイルを使用した場合はメンテナンス費用が安い代わりに初期費用が高いと言われています。
しかし一条のハイドロテクトタイルは自社工場で生産しているため、価格が抑えられているようです。通常の外壁タイルだと延床面積35坪で約300万円以上するらしいのですが、40~50万円程度で施工可能となっています。

さらに、一条工務店の外壁用タイルであるハイドロテクトタイルはTOTOの光触媒技術が表面に施されており、セルフクリーニング作用があるとされています。

出典:一条工務店

上の解説にあるように、タイルの汚れを太陽の光によって分解し、雨で洗い流されるのでずっとキレイな状態が続くという夢のような外壁材です。

そんなの嘘でしょ!?と思われた方は是非、一条工務店の展示場に行ってみてください。
タイルの実験を見ることができますよ!

展示場ではタイルの他にも窓の断熱体感コーナー等もあり、一条の技術の一部を実感できるようになっています!

そして、なんと!
一条工務店が言うには通常のサイディング外壁に比べてメンテナンスコストを50年間で600万円以上削減可能とのことです。
ハイドロテクトタイルが発売されてから50年も経っていないので、この数字の真偽は定かではありませんが、ランニングコストを抑えられるというのは間違いなさそうですね!

まとめ

長くなってしまいましたが、わが家が一条工務店を選んだ理由をまとめると

やっぱり性能が高かった
湿度コントロールに力を入れている
家のランニングコストを抑えることができる

こうしてわが家は一条工務店のi-smartⅡで契約をしました。
あれ?ブログのタイトルはグランセゾンになってるけど、、、と思われた方。

i-smartⅡからグランセゾンに変更した理由はまた別途記事にできればと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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