今回は建築記録第五段、気密測定です!
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上棟17日目:気密測定
一条工務店恒例行事の1つ、気密測定に立ち会ってきました!
専用の装置を使って建築中の家のC値を測定します。
測定方法は、この機械で空気を外に出し、家の中を一時的に負圧にするようです。
すると隙間から中に空気が入ってくるので、その空気の量や時間等で数値を算出するようです。
C値(相当隙間面積):値が低いほど家の隙間が小さい(単位は㎠/㎡)
一条工務店の家では全棟でC値を測定しており、C値0.7を下回ることがマストとされています。
そしてわが家の結果は、、、、
C値0.5でした!!!(3回連続0.5で一発クリア)
軸組工法であるグランセゾンは枠組工法のi-seriesよりも低いC値が出にくいらしく、0.7のギリギリクリアもあり得ると思っていたのでこの結果は嬉しかったです。
気密測定の結果:C値0.5の意味は?
前述の通りC値の単位は㎠/㎡で、単位床面積あたりの隙間量になります。
わが家の延床面積は117.60㎡ですが、C値の計算に使われるのは実質延床面積という値で、例えば吹抜け等は計算上延床面積に含まれるようです。
わが家の場合、実質延床面積は124.82㎡のようです。
隙間の合計は 0.5(㎠/㎡)×124.82(㎡)=62.41㎠
ハガキ1枚の面積が148㎠なので、わが家の隙間はハガキ0.42枚分ということになります!
気密測定の機械で実験:C値0.5だって隙間はある
家の気密測定は無事に終わりましたが、ふと疑問に思ったのが
ということで監督さんの厚意でまだある隙間を探す実験をしてみました!
機械を再起動し、家の中を負圧にして隙間を探し始めると、早速監督が空気が流れている箇所を見つけました。
配線の隙間から空気が漏れていたようで、手をかざすと明らかに空気が中に入ってきているのが分かります
ちなみにこういった隙間を1箇所埋めたくらいではわが家のC値が0.5から0.4になることはないそうです。
ということはC値0.5でもこういった隙間はまだたくさんあるということになります。
番外編:柱に何か書くやつ
せっかくの新築なので、家族で柱にメッセージを書いてきました!
現場監督に柱に書きたいのだけれどいつがいいか?と相談したところ、気密測定の日を提案していただきました。
娘もしっかり書きました
家族で柱の前に立って写真も撮ったので、いい記念になりました笑
まとめ
以上、気密測定についてでした!
設計時に決まる断熱性能とは異なり、気密性能は施工次第であり現場で測定しないと分からないものです。
そのため家の性能を売りにしている一条工務店では全国規模ながら全棟での気密測定を重視しているようです。
今回はその測定を実際に見ることができてとても興味深かったですし、わが家もしっかりと高気密になっており安心しました。
高気密住宅での暮らしが今から楽しみです!