前回の記事より始めたわが家の間取り解説シリーズ
今回は水回り編です!

今回の記事
マイホームの建築に向けて間取りを検討中の方(ハウスメーカー問わず)
へ向けた記事となっています
わが家の水回りの間取り図
こちらがわが家の水回りの間取り図です。

玄関から入って右手に洗面台とトイレ、左手に脱衣室とお風呂があります。
洗面所と脱衣室を分けることは家づくりを始めた頃から絶対に外せない条件の一つでした。
洗面所と脱衣室を分けた理由
・将来、娘がお風呂に入っている間に洗面台が使えない状況を防ぐため
・来客時に脱衣室を閉めておけば掃除をしなくて済む(洗面台だけの掃除で済む)
間取りのこだわりポイント
それでは、各場所でこだわった点を紹介していきます!
トイレ&洗面台
こちらがトイレ&洗面台の拡大図です。

①掃除を減らす
間取り図を見ての通りトイレと洗面台が隣接しています。
これにより、トイレ内の手洗い機能をカットすることができました。
つまりお客さんにもトイレに入った後は洗面台で手を洗ってもらいます。
グレイスドレッサーはちょっと大きくて迫力ありますが、見た目もオシャレなので問題ないでしょう!

②トイレの内装はスッキリ
トイレにはタンクレスのネオレスト(TOTO)を選びました。
また、スッキリ見せたかったので手洗いカウンター以外に手摺りもカット
トイレットペーパーや掃除道具もなるべくスッキリ収納したかったので背面収納を採用しました。
脱衣室
こちらが脱衣室の拡大図です。

脱衣室は縦2マス、横2.5マスの2.5帖の広さです。
前述の通り、来客時も閉じておくつもりなので、とことん機能を盛り込んだ使い勝手重視です!
①スロップシンク

子供が産まれてから漬け置き洗いをする機会が増えました。
今後、幼稚園、小学校と子供が成長するにつれて洗い物はどんどん増えていくでしょう。
そんなときに洗面台や浴槽を汚すことなく色んな物が洗えた方が便利だなと思い、採用しました。
②天棚

こちらはパイプ付きの天棚で、棚の上は掃除道具、洗濯ばさみ、洗剤等の収納として使用。
パイプの方には普段はハンガーを収納して、洗濯後には子供服等の小さい衣類を干すスペースとして活用予定です。
また、妻の身長も考慮して棚板の設置高さを155cmに指定しました。
③ホシ姫サマ
▲ホシ姫サマ(出典:パナソニック)
脱衣室で部屋干しも完結させたかったので、ホシ姫サマを採用しました。
一条工務店に標準で付いてくるホスクリーンは別の場所に採用しています。
脱衣室にホスクリーンを設置しなかった理由は、ホシ姫サマの方が部品や竿を取り外すことなくしまうことができるからです。
ホスクリーンをメインの物干し竿にすると、おそらくわが家は出しっぱなしにするでしょう、、、
いくらお客さんに見せなくてよい空間とはいえ、脱衣室は家族の出入りも多いのでさっとしまえないと頭に当たったりして不便では?と考えました。
④自在棚
洗濯して干したら、次は当然たたんでしまう!
ということで衣類をしまうスペース用に自在棚を設置しました。
ただし、衣類以外にも収納したいものはたくさんあるので、家族4人分の部屋着をしまうので限界かなと考えています。
ちなみに現時点での収納イメージです(棚板4枚)

衣類以外では部屋干しのための除湿機やアイロン等も収納予定で、
洗う→干す→たたむ→部屋着をしまう、までは全てここで完結可能です!
それ以外の着替えは残念ながら2階のクローゼットまでしまいにいくことになりそうです。
浴室
最後は浴室です
①窓の配置を工夫して鏡の面積低減
通常、一条工務店のスマートバスには洗い場のカウンター側1面に大きな鏡が付いています(画像の赤枠で囲った部分)。

しかし、同じ面に窓(画像内の青字)を配置すると、鏡の面積を減らすことができます。
一面にドーンっと貼られている鏡は確かにカッコいいのですが、掃除の手間を考えて鏡の面積は小さくしました。
②浴室から出るときの動線
次の画像は元の浴室と変更後の浴室の図面です。
どちらも入り口の位置は同じですが、浴槽の向きが異なるため、それに合わせて洗い場の位置も異なっています。また、赤い矢印は浴室から出るときの動線をイメージしたものです。

左側の配置では浴室を出る際、開き戸の開閉動作と共に一旦後ろに下がる必要があります。
それに対して右側の配置では浴室から出る流れで開き戸を開けることができます。
細かいことですが毎日の動作になりますし、特に子供と一緒に入浴するうちはプチストレスになるのでは?と考えて間取りを考えました。
まとめ
今回はわが家の水回りでのこだわりポイントでした!
大きくない土地ながらも少しでも家事や動線が楽になるように考えました。
特に洗濯は家事の中でもボリュームが大きいので、間取り検討中にこの部分を重視される方は比較的多いのではないでしょうか?
入居後は、実際の使用感についても記事にできればと思います。
