今回はグランセゾン豆知識第二弾、ボックス階段上の有効活用についてです!
今回の記事
グランセゾンで契約し、これから間取りの検討に入られる方
グランセゾンで間取りの検討中でどこかに収納等に使えるスぺースを増やしたいと思われている方
へ向けた記事となっています

グランセゾンのボックス階段
まず、グランセゾンはi-smartより天井高が高いため、階段に必要な段数が増え面積も大きくなります。
i-smartとグランセゾンについて比較表を載せておきます
グランセゾン | i-smart | |
---|---|---|
1階の天井高さ | 265cm | 240cm(標準) |
2階の天井高さ | 250cm | 240cm |
コの字型ボックス階段に必要な面積 | 4.5マス | 4マス |
ストレート型ボックス階段に必要な面積 | 4マス | 3マス |
比較表のボックス階段、ストレート階段はどちらも標準的なパターンを指しています。L字型や設定外のパターンを選んだり踊場を設ける場合は必要な面積が変わることがあります。
そして、グランセゾンのボックス階段にはi-smart等の枠組み工法ではできない間取りのテクニックがあります!
ボックス階段上の有効活用とは!?
結論から言いますと、階段の真上の一部を2階の床にすることができます!
i-smartの場合は階段の上は実質吹き抜けのような状態(2階の床にできない)になってしまうのですが、グランセゾン(軸組工法)の場合は可能です。
文字だけの説明では分かりにくいと思うので実際にわが家の間取り図を使って説明していきたいと思います!
わが家の階段周辺間取り図
階段周辺間取り(1階)
まず、こちらはわが家の1階の階段周辺の間取り図です。

4マスのストレートタイプのボックス階段で横から上がるタイプになります。
階段周辺間取り(2階)
次に、2階の階段周辺の間取り図がこちらになります。

画像を見ていただければ分かるように、1階の階段を上がる側の1マス目の位置が2階では書斎の床になっています。
ボックス階段の上を床にする場合の注意点
御覧いただいたように、階段上の一部は床にすることが可能ですが、いくつか注意点があります。
水回り関連の住設は設置不可
トイレやお風呂等の設備は配管を通す都合や重量の関係で設置できないようです。
ロスガード設置不可
ロスガードも重量の関係で設置することはできないそうです。
(余談ですが、わが家は間取りの都合上ここにロスガードを置きたかったのでとても残念でした)
階段の形状による
わが家の場合は4マスのストレートボックス階段で1マス分を2階の床にすることができましたが、コの字タイプのボックス階段やオープンステアの場合でも同様かどうかは申し訳ありませんが分かりません。
コの字タイプのボックス階段はグランセゾンでは4.5マス必要になるらしく、1階に0.5マス分がはみ出ている場合は2階で床にできることを確認済です。
ボックス階段上の床の活用案
それで、結局階段上の床は何に使えるんだ?ということになりますが、通常の床や収納スペースとして活用するのが基本的な活用方法になってくると思います。
ちなみにわが家はオプションの自在棚として活用します。
理由は、自在棚の場合は棚板を壁で支えるので床に負荷をあまりかけずに、収納スペースとして使うことができるからです。
床にできるとはいえ、前述の通り重量のある物はあまり置かない方がよいと思われるので、念のための措置です。
階段上を床にする場合は当然建築面積が増えて、家の値段も上がるので注意してください
まとめ
最後にこの記事のポイントをまとめておきます。
ただし、水回りやロスガードは設置不可
階段の種類によってできることが異なる可能性があるので要注意
今回は以上です!
